
涙色*遠恋
第2章 『彼の居る場所』
風呂場を出ると、
いい匂いが漂って来た♪
……涼の……
愛の手料理楽しみ♪
……私は……
涼の元へ急いだ。
『……涼……
ただいま♪シャワー有り難とう!
凄いいい匂いね♪』
『……結奈……
ごめん!』
『……涼……
どうしたの?』
『食材無さ過ぎてピラフと、
サラダしか作れ無かったあ~~
後スープと……』
『……涼……充分よ♪
そんなに作ってくれたなんて!
凄いわ!涼♪お疲れ様♪
有り難とう!涼♪』
『……うー!……
結奈優しい(T_T)
大丈夫かな?
朝からピラフなんて結奈……
胃もたれちゃうかなあ?』
『……涼♪……
大丈夫よ!ほんといい匂い♪
早く食べたいわ♪』
『……結奈……
サンキュー!
運ぶから待ってね♪』
『……涼♪……
手伝うわよ♪』
……ああ……
結奈……
なんてイイ子なんだ!
……マジで……
俺には勿体ないな!
『食べよっか♪』
『……ええ♪……
涼有り難とう。
とっても美味しそうね♪』
『……どうかな……味は保証しないけど』
『……きっと……
美味しいわよ!
涼の手料理だもの♪』
『……結奈……
サンキュー♪』
『頂きまーす♪』
『……どう?……
結奈?味は?』
『……涼……
やっぱりとっても美味しいわ♪』
『……マジで?……良かったあ♪』
『……涼……
料理得意なのね?』
『……んー?……
まあ一人暮らしが長いから、
やってただけだけどね♪
結奈の口に合って良かったよ♪』
『味付けとっても美味しいわ♪』
『……マジで……
良かったあ!』
『……ふふ♪……
涼可愛いい♪』
『……な……
可愛いーってなんだよー!』
『……だって……
ほんとに可愛いいもの。笑っ』
『……あっ!……
笑ったなあ!』
『……ふふ♪……』
『……結奈……
食べたらそろそろ、送ってくな?……』
『……涼……
そうね……』
……結奈の顔が……悲しい顔に変わった……
……俺だって……
結奈と離れたくは、
無いよ……
