痴漢
第3章 3
「王様だーれだ!」
「あ、わたしだー」
今日は、友達と合コンに着ていて、今、定番の王様ゲームをやっているところだ。
私の名前は、香(かおり)
大学生です。
「じゃーねぇ、3番と4番がハグー!」
「あ…、私3番だ…!」
手をあげると
正面の男の人が「まーじーでー!?」と目を輝かして言った。
「おっしゃあ!俺4番!ハグしよハグ!」
「う、うん…」
ぎゅーと抱きしめられた。
その時、彼はわざとか、私の背中をギュッとして私の胸が彼に押し当てられた。
「っ……」
「らっきー!
柔らかーい」
「タケル変態ー」
「香ちゃんかわいそー」
「うっせ!」
私のコンプレックスは、胸。
すごくでかくて
みんな胸ばかり見る。
だから胸がだいっきらい。
「じゃ、つぎ!
王様だーれだっ!」
「俺だ!俺オレ!
じゃあ、王様は五番の胸揉ませてもらえる!」
「おわ!お前のが変態じゃーん!」
「黙れっ!」
「五番だれー?」
また、私だ…
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