
腹黒ドS王子の愛する人Another
第1章 慧×桃史の場合
確かに最初は大嫌いで、高田と分かり合えることはないと思っていた。
でも、嫌々一緒になった仕事をやっていくうちに高田の仕事に対する真剣な態度とか、俺に負担がかかりすぎないように気遣ってくれるとことか、からかって楽しそうに笑う顔とか、そういうとこを見ていつの間にか信頼しきってた。
ううん、信頼なんて言葉じゃもう足りない。
「信頼してたのに。」
そう言ったのは本音からだ。
でも、あの光景をみて思った事は裏切られたなんかじゃなかった。
ショックだった。
高田が、誰かを抱くことが。
それがなんでか分からない。
でも、嫌々一緒になった仕事をやっていくうちに高田の仕事に対する真剣な態度とか、俺に負担がかかりすぎないように気遣ってくれるとことか、からかって楽しそうに笑う顔とか、そういうとこを見ていつの間にか信頼しきってた。
ううん、信頼なんて言葉じゃもう足りない。
「信頼してたのに。」
そう言ったのは本音からだ。
でも、あの光景をみて思った事は裏切られたなんかじゃなかった。
ショックだった。
高田が、誰かを抱くことが。
それがなんでか分からない。
