テキストサイズ

腹黒ドS王子の愛する人Another

第1章 慧×桃史の場合

「あれ?高田どうした?」




突然足を止めた俺を不審に思ったのだろう北浜がトコトコと近づいてくる。







「体調悪いのか?あ!緊張したんだろ!お前クールそうに見えて実はシャイとか??」






そう言っていたずらっ子のようにケラケラと笑う北浜を見て心臓を鷲掴みされたような感覚に陥る。





なんだ、これ......








「ほら、仕事するぞ。」



「あ!待てよ!」





何事もないように振舞って部屋へと戻る。








心臓がうるさい。



収まれ、ただこいつがわらっただけだろ。











どうしちゃったんだ俺は.....!







ストーリーメニュー

TOPTOPへ