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腹黒ドS王子の愛する人Another

第3章 朔弥 × 元 の場合




「ほら、出せ。」



「うぁぁっ......んっ...!」





しょろろろという音と共に放物線を描いて便器に吸い込まれていく液体。




「あっ、やっ....」


「あーあ、漏らしちゃった。」




おれ、もらした....?



射精とはまた違った開放感に頭が真っ白になり、おれはただおしっこを全て出し切りたいということに集中する。



ずっと我慢していたものが開放される感覚に、腰がブルリと震えて涙が溢れる。



「きもちぃ....」



「漏らしたくせに気持ちいい?変態だな。」




足がガクガクとして、うまく立っていられない俺を寺石は後ろから支えている。それだけで、無理やり排尿させてきたこいつを優しいと思うのはやっぱりバカなのかな...?

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