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腹黒ドS王子の愛する人Another

第3章 朔弥 × 元 の場合

やだ、絶対やだ...!!



俺は、俺はドMでもないし、男にこんなことされるのだって好きじゃないんだ....!




最後の力を振り絞って、身をよじってみるが結局寺石の手に捕まりより激しい刺激を加えられてしまう。





怖い、この男の手で作り替えられてしまうのではないかって。





今まで知らなかった自分に気づかられるのが怖い。






溺れてしまいそうで怖い.....





「あぁっ、もっ、むりぃっ....!」




「ほら力抜いて....」







寺石の顔が近づき、俺の首筋に歯を立てる。ピリッとした痛みが首に走り、その痛みは体へと響いた。










優しい声が耳を占領して、何も考えられない.....




もぉ、だめっ....







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