
腹黒ドS王子の愛する人Another
第1章 慧×桃史の場合
「助かるよ。」
「いや、暇だったし。」
そのまま二人で資料室まで歩いてファイルの整理を始める。
「これって上に置くのか?」
「あー、多分。無理そうなら言って。」
「届くっての!」
少しからかって言うと怒ったように北浜が背伸びをしてファイルをおこうとする。
「も、ちょっと...!」
「あっ、おい危ないぞ北浜!」
そう注意したのもつかの間。
大量のファイルが上から落ちてくる。
「あぶないっ!」
俺はとっさに北浜の体を抱き寄せて包み込んだ。
「いや、暇だったし。」
そのまま二人で資料室まで歩いてファイルの整理を始める。
「これって上に置くのか?」
「あー、多分。無理そうなら言って。」
「届くっての!」
少しからかって言うと怒ったように北浜が背伸びをしてファイルをおこうとする。
「も、ちょっと...!」
「あっ、おい危ないぞ北浜!」
そう注意したのもつかの間。
大量のファイルが上から落ちてくる。
「あぶないっ!」
俺はとっさに北浜の体を抱き寄せて包み込んだ。
