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Blast of Brilliant STARS

第11章 ジャポニズム③

【きぃなさま・大宮】



むかしむかし…

ここは小さな山あいの村
ひとりの青年が泉のほとりの木陰に隠れておりました…

智「…マジか」

青年の目の前の泉に、天から舞い降りる人影
それは天界に住むと言われる天上人(てんじょうびと)
彼らは水浴びをするために、泉に舞い降りたのです

楽しそうに水浴びをする天上人たち

木陰に隠れた青年は、木の枝にかけられた羽衣を見つけました

しかし、突然吹き荒れた一陣の風にその羽衣は飛ばされてしまったのです

和「俺の羽衣がない…」

天界に帰れなくなったひとりの天上人が泉のほとりにたたずんで、悲しそうに天を見上げていました

智「これ…」

青年はおずおずと羽衣を差し出しました

その手や顔は傷だらけ

青年は飛ばされた羽衣を一生懸命追いかけて取ってきたのでした

和「ありがとう」

とても嬉しそうに笑う天上人に、一瞬で恋に堕ちてしまった青年

和「お礼に何でもひとつだけ願いを叶えます」
智「あんたが欲しい」
和「え?……ん…っ」

迷わず速答した青年
そのまま強引に唇を塞ぎました

それから天上人は願いを叶え、二人は末長く幸せに暮らしましたとさ


めでたしめでたし♡



きぃなさん
2015-11-17 06:54:03


〉……なんだこれー!!(笑)

久しぶりににぶっ込む
ジャポニズム…?
奇しくもお題変わって
天国…天界の話…?

500字で収まんなかったから
最初の設定と180度変わってしまった…

昨日の夜の書いてて寝オチしたので
朝イチに上げておきますww

笑っていただければ
幸いです♡(笑)


…初期設定のヤツ
夜にでも
箸休めに上げてもヨカですか?

では書き逃げっ!



〉天上人にの、ビジュ想像して一人でニヤけましたスミマセンw

水浴びして羽衣ないのに気づいて、ほとりに佇んで天を見上げる…なんて可愛いんですかw

強引な智にはグッジョブと言いたいです。

ステキなお話なのに着眼点変態でスミマセンでした♡w



〉昔話風のジャポニズムに、天国(天界)設定を組み合わせるとは、お上手!
天上人と恋に落ちるなんて、ロマンチック♡


あまあらし【箸休め編】
28章127ページより
このお話の、初期設定版が掲載されていらっしゃるわ。
別エンディングで、こちらもステキなお話なので、ぜひご覧下さいませ。

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