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Blast of Brilliant STARS

第8章 ジャポニズム祭り

【七那華さま・山、大宮】学校



ずっとあなたが好きでした… けどそんな事は言えない。


彼は担任教師。俺はただの生徒。

校庭のグランドには生徒と混ざって楽しそうにボールを追いかける櫻井先生の姿


二『ま~た…そうやってただ見つめて…

それって何か意味あんの?』


大『え…。  別に… 見つめてなんて…』


振り返ると、入口に手をついて二宮が呆れ顔で立ってる。


二『そんな…絵にまで描いちゃってさ』


そう言うとカチャリと鍵を閉めた



大『あ… ちょっとニノ! 今内鍵壊れて…』


二『え! マジ?』


大『あ~あ。 まあそのうちに顧問が来るから大丈夫だよ』



そう言いながらまた、筆を持って色を重ねる。
愛おしそうに…



…バカだな…叶わない相手にそんなに思って…
まあ自分も同じか。


二『本当によく描けてるな…』



…そんな顔しちゃってさ。 


「俺にしなよ。」 この顔みたらやっぱり言えずにまたその言葉を飲み込んだ…
 
だって…好きすぎるから



華ボチャポットパイさん
2015-10-26 16:07:52


〉あ~ダメだ…ヘタw  一方通行三角関係? 難しいな。

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