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虹色の精霊に導かれて…

第3章 出発点への道

二宮視点

運転手「モウ、スコシ サキね。アンシンして、Holy place観光客スクナイ」

助手席の男性も笑顔でアロハのポーズをする。

S「Holy place?」

M「………どんな所なんだろう…」


(チーフの呼び出し…みんなの前で大野さんを怒らないでほしいな…)

A「あー綺麗な所とか?シークレットショットとか欲しいんじゃない?」


(能天気な…笑顔…)

「かもしれないね…」

{大丈夫。もう チーフ 怒ってない}
 理解者の声が斜め上から聞こえてくる。


  !!

 いきなりに体が、跳ね上がる。

≪いきなり、話しかけるなよ…≫
 周りを確認、しながら理解者に向かって叫ぶ。


{カズナリ が チクイチ報告と言った}

≪あー確かに…≫
 理解者の淡々とした返事に、口を尖がらす。


≪でもさ、報告にも配慮がいるでしょ?

う~ん

そうだなぁ・・豆型でも姿現してよぉ
その方が報告だって分かる。

今更メンバーに変な子扱いされたくない≫

 今の感情の処理として、改善を求める。

{…カズナリ が 望むならそうしよう}
 小さい蛍位の光が現れる。

≪そう。それくらい!!
で、もうチーフ怒ってないのね?≫

{初めから、チーフ は サトシ に怒りの感情はなかった}


≪確かに……≫

(車に帰ってきた時のチーフから、大ちゃんを嫌いになった感じはぁなったな…)

≪なら安心して、みんなでチーフに会える。理解者、何かあったらよろしく!!≫

{了解した}
 光は数回点滅し、消えた。

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