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虹色の精霊に導かれて…

第29章 〜インタビュー映像〜 メインステージの下

S(着替え…着替え…)
 足早に自分のスペースに戻る。

 ニノのスペースでスタッフたちが慌ただしく出入りしている。

S「ニノどうしたの?」
 近くにいたスタッフに問う。

スタッフ「腰やっちゃったみたいで、左足が痺れるって…」

S「…わかった」




M「犬養!!」
 自分のスペースまで行くまでに声を上げる。

犬養「はい!」
 素早く近づいて来る。

M「至急!楯ぇ 立てかけて」
 少し息が上がっているから、声がかすれる。

犬養「まずは、水分を!」

M「俺の事よりも…」

 ニノのスペースが慌ただしくなっている。

M「ニノが、アテラれてる…もっと…もっと 強いシールドがいるんだ」

犬養「了解です」





本郷「相葉くん。水分を!」

A「あ。うん…」

本郷「今は、コンサートに集中してください」

A「で、でも…」

本郷「あなたがオロオロしていると、二宮さんが静養できません。あなたは堂々としていてください」

A「う…うん」





大野は腰を摩りながら自分のスペースに入る。

服をガバッと脱ぎすてる。

O「ほぉ…」
 折りたたみ椅子に座る。

橋本「タオルです」

O「ん」
 タオルを受け取って体を拭く。

橋本「……」

O「なんだよ」

橋本「…ここから動かないでくださいね すべて、我々がやります」

O「…わかってる」

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