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虹色の精霊に導かれて…

第2章 ハワイの夜空の下で

松本視点

「あー翔さんにやってもらった…」

A「…できるよぉ」
 小さく反論してきた相葉くん。


N「認めなさいよ。アイバカさん
  さっきも、変なカタカナばっかで、だめだったじゃん」
 あきれたような顔のニノ。

A「あー今、俺の事バカって言った!!」
 赤い顔してカズに向かっていく相葉くん。

N「ばかにバカいってなにが悪いんだよぉ」
 ニノが布団のなかに潜り込みながら言う。

(あれ?本当に英語の方なの?なーんだ…

 にしても…ここ…雅紀の部屋だろ?

 なに、布団に入って行ってどうするのさぁ)


S「おーい 電話するから~ボリューム下げてぇ」
 受話器を耳にあてた状態の翔さんが言う。


「はーい、静かにしろよ」
 返事をして、ソファーのクッションを持って、二人の上にダイブする俺。

A「松潤がふってきた!!」
 楽しそうな声をあげる相葉くん

N「重い!」
 二人分の重さを嫌がるカズ。

「翔さんが『静かにしろ』だろ!」
 人差し指を口に当てると、二人とも口を尖がらす。

 顔をあげると、翔さんはすでに、電話をかけていた。


「Hello… … can I order some food, please?…

  …I'd…」


(さすがぁ翔さん!! 流暢な英語です!!)

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