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七瀬からの補足

第11章 "10章 羽と尾と鼻と目と耳

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二宮さんが一人で中庭に入りました。

『中庭』とは、嵐の魂がゆっくりできる『夢の中』です。

『彩の精霊』の神殿の一区間です。花の加護を持つ櫻井さんが、閉じこもってしまってから、五人で入れるようになりました。

詳しい話は、いずれ、昔ばなしで公開します。


二宮さんはゲームを持ってきてませんよ。本当に身一つです。


理解者が、人型になっています。
本当の姿は『猴宮 和寿』
“ましら の みや かじゅ”

容姿はジュニアの頃の二宮さんですね。水干と言う服を着た少年です。


水干(すいかん)とは、男子の平安装束の一つ。
名称は糊を付けず水をつけて張った簡素な生地を用いるからとも、
晴雨両用に便利なためともいうが、いずれにせよ簡素な服飾であることからの命名のようです。

webで検索すると、映像が出ますが、簡単に言うと、平安時代の子供服です。

扇子と風呂敷が標準装備です。

あと、猴宮様は二宮さんより、何倍も人たらしにしたいと思っています。

身分もかなり上位ですその為、ものすごくわがままを言います(予定です)

二宮さんは猴宮様とは呼びません。自分?ですから?人型理解者とややこしい言い方をします。

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