DAYS
第40章 ホント ノ ホント M×N
体がじんじんしていて、
もうジッとしていられない。
体をもぞもぞと動かしていたもんだから、
潤くんがパチっと目を覚ました。
「あ、潤くん。おはよう。」
「…ん、おはよ、和。」
寝起きの潤くんの声はハスキー。
寝癖をつけたりして可愛いくせに、
でも色気がダダ漏れで。
眩しそうに細めた目が、
俺を突く昨日の雄の潤くんとシンクロして。
それがまた体を熱くされる。
「シャワー浴びる?」
「んー…。」
体の熱さを持て余しているのに
気が付かれたくなくて、ひとつ提案する。
いつもより早い時間に目が覚めたから、
お風呂にも入れるかな…。
「お湯張ってくるよ?」
「なぁ、和。」
「ん?」
「何でそんなに必死になってんの?」
思わずぎくっとする。
寝起きは弱いくせして、変なところで
鋭いんだから、潤くん。
こんなのバレたら、俺、大変なことになる。
「何でもないよ?
潤くんこそどうしたの?」
両腕を潤くんの首に回して、
うっとりした顔で瞳を覗く。
誤魔化せますように、誤魔化せますように。
心の中でこんな事を思ってる、なんて
思いもしないんだろうな。
そんなことを思って、ゆっくりと
キスをしようとする。
と、同時に
「ぅあっ!」
下半身に強烈な快感。
目の前には満面の笑みを浮かべた潤くん。
「これ、どうしたの?」
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