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☆幻想窓☆

第6章 某国の姫さん②


テルはフラフラして
倒れる寸前だ。

「ずいぶんフラフラしていますね」

「そうよ…」

バカにするなっ。

ホルはテルをお姫様抱っこする

「お酒でも飲んでいたのでしょうか?」

「ん…のんだ…」
目がトローンとしているテル。

その姿にホルは笑った。
「かわいい瞳だ、ほしくなる」

「かわいくないしぃ…」

ホル…いじわるだね、あんた。
いじわるすぎて、すなおになれないよ。

「では、城に帰りますよ」

「はぁーい」


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