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腹黒ドS王子の愛する人

第4章 熱

「もうイきてーだろ。」


その言葉にゆるゆると頷く。




ズルッー.....



「やっ、何で....」



「勝手にイカせるわけねーだろ。イキてーなら抱いてくれって頼め。」




「なんだよっ...それっ....」



西条が唇を舐める。
まただ、この空気。



肉食獣に追い詰められた気分だ。
じわじわと追い詰められて.........



「どうした?ずっとこのまま放置してもいいんだぞ?」



見つめられる視線が熱い


身体が西条を求めてる




「選べ、奥まで犯されて絶頂に達するかこのまま何もされずに終わるか。」





なんだ...よ、これ......





触って欲しいなんて......

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