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おじさん先生との恋愛はダメですか?

第5章 真実


先生は全て語ってくれた。


去年の夏ぐらいから病気にかかり、どんどん悪化。


白血病だったらしい。


「娘も苦しんでいました。でも、私にはどうすることもできませんでした。父親失格です。」


「そんなことないです。だって….」


私は先生のメガネを外し、顔に右手を添える。


「先生は涼風さんのことが大好きだったんですから」

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