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おじさん先生との恋愛はダメですか?

第31章 意味


恐怖を覚えた。


自分より30cm程高い人に見下ろされ、後ろは壁。


足の間には木下くんの膝。手首は掴まれ自由は無い。



「も…ぉ……やめて……」


ほとんど声も出ない。



「何をやめるの?」


するどく睨まれ、もう声は出ない。


「…この耳の傷なに?噛み跡…」


先生に噛まれた耳を舐められる。


気持ち悪い。


耳を舐められ、吸われ、その舌は移動し首元を舐める。


鳥肌が立つ。


「震えてる…怖い?」


怖いに決まってる。だから声が出ない。
返事ができない。

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