
おじさん先生との恋愛はダメですか?
第27章 期待
多目的室の片付けをして、文芸部室に向かう。
『別に木下くんが言うようなことは考えてないけど…ちょっと期待してもいいよねー♪』
ーーコンコンッ
「どうぞー。」
「遅れてすみませんっ。」
「いえいえ、片付けしてたんでしょう?私も先ほど着いたばかりですから。」
「えへへっ。せーんせっ!」
私は先生の隣の椅子に座り、キスをする。
「んっ…どうしたんです?やけに積極的ですね。」
「そうですか?したいと思ったからしたんです!」
「らしいですね。そうだ。今日呼んだ理由はですね…」
『ん!?』
