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FUTURE★DIARY〜未来日記〜

第6章 クローバーの日記帳

ーーーもう嫌……もうやめて。



私は耳を押さえて、みんなの声が聞こえなくなるようにする。



体を小さくして怯えてしまう。



もう私の体は限界まできていた。


震えも止まらない……。




その時。




ガラッ。



「おーい、授業始めるぞ」

担任の先生が入ってきた。




まさに救世主……。



先生に助けを求めるように目で訴える。




先生は目を見開いて、驚いたように私を見るが……。

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