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FUTURE★DIARY〜未来日記〜

第2章 地獄日々

桃子……。


最後に笑い合ってお喋りしたのは、いつだろう?


そんな思い出話が出来るほど、最近のことではない。


私の記憶から消えてしまうんじゃないかってくらいに、遥か昔の話。



両親が生きていた頃は、毎日のように遊んでいた。





教室を追い出された私は、行くあてもなく街中を彷徨っていた。



両親のことや桃子のことをアレコレ考えてると、懐かしい光景が目に飛び込んできた。

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