先生…お願い。早く治して・・・
第72章 石川先生は不在
「どうした?痛い?」
ぶるぶるッと頭を横に振ると
『痛くない。。司馬先生に痛くなるのは時間の問題だって言われて……だから、怖い』
「で?今は?痛いの?」
綾は頭を横に振った
「なら、痛くないかもしれないでしょ?まずは診てみよっ?ね?」
先生は優しく微笑み、私を安心させてくれた
そして、いつもと同じように診察が始まる
「じゃあ、服めくって」
私は言われた通り胸が少し見えるくらいまでキャミソールをずらした
「ごめんね、もう少しあげるよ」
そう付け足すと、高梨先生はグッと私のキャミソールを捲りあげた
やっぱり恥ずかしい…
私は少し、先生から視線をずらした
高梨先生も、石川先生同様に丁寧に触診し始めた
「痛い時は我慢しないでね」
最初は胸の膨らみを…
次に小さくツンっと上を向いた乳首の根元を優しく押してきた。
『んっ…。』
つい声が出てしまう
「痛い?」
私は目線を外したまま、顔を横に振った
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