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宮田はレイちゃんと新婚旅行に出発し、もう3日が経った


何気なく普段頼んでいた事、やってくれていた事…

いなくなって初めて宮田の凄さ、いや優しさを痛感していた。


綾は制服に着替えるとメイドの一人が髪を整えてくれる


「お嬢様、髪伸びましたね〜凄く綺麗です」


『そお？でもレイちゃんみたいにはなれないよ』


「そんな事ありませんよ。お嬢様は本当に素敵ですよ」


『なんでこんなに子供っぽいんだろ、私の顔』


綾は鏡に向かって自分に文句を言っているようだった


「私なら、レイ様よりお嬢様の顔に憧れますよ。そんなに可愛らしいんですから」


嘘でも嬉しいもんだ…。