先生…お願い。早く治して・・・
第93章 溺愛な石川先生と伸先生の治療②
石川「あれ…っ?もうそんな時間か?」
寝ぼけ眼で呟いた
伸「そうだ!!俺達は別に良いけど、みんな気遣うから良い加減降りろよ!」
石川「そうだな…。」
まったく焦る様子もない
石川は抱き抱えたまま、綾を覗き込み頭に手を乗せる
石川「綾、どう?大丈夫か?」
綾『先生…ずっと冷やしてくれてたの?』
石川「ん?んぅ。まぁ〜な。。どう?まだ痛いか?」
先生は少しはにかみながら、優しい顔で問いかける
綾『んぅ…痛いけど…全然、我慢出来るくらい。』
石川「そっか。良かった。」
先生はニコッと笑い返し頭をポンポンと撫でる
伸「一応、一晩中冷やしてたからな…、幾らかでも炎症反応も抑えられたんじゃないかな。」
綾『先生、忙しいのに…。。また私のせいで、、ごめんなさい。』
石川「最初から付いて居ようと思ってたんだ!だから、綾はそんな事気にしなくて良いの!!」
石川は綾の頭に乗せていた手で頭をポンポンと撫でる
伸「綾ちゃん、兄貴がいるうちにもう一回診せて?」
石川先生がいるうちに…って、
痛かったら、また注射されるんだろうか…
綾『…んっ…もう注射ヤダ…っ、絶対やらない!』
伸「大丈夫、診察するだけだよ…」
石川「綾、大丈夫だ。昨日より腫れが引いてきたか、確認したいだけだよ!開けるぞ?」
石川は背後から抱き抱えたまま、綾の病院着を開き伸に見せた
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