君は少しも悪くない。たぶん
第8章 <番外編、松本潤SP> Take off!!!!!
「お疲れさま。」
ドアを閉めて、ソファーに腰掛けたところで、息をついた。
「本当に、疲れました」
「ニノ可愛いねぇ」
「あのばかおーのさんとおんなじこと言わないでよっ」
「だってマジで可愛いし」
おまっ…
照れるやないか…
「どうする?飲み直す?」
「うーん、じゃあちょっと飲むわ」
潤くんがワインを注いでくれている間に、
ベッドルームに隠しておいた、プレゼントを取りに行った。
「では、改めまして。乾杯!」
「潤くん、これ…」
「え…まだあんの?」
「うん…あけて…?」
箱を開けると、中身は帽子。
そして、帽子を取ると…っていう仕掛けになってる。
「ごめん…カブッちゃったの」
「いや、いいよ!!
え、嬉しいっ!
うん、こっちの方が好きだし。被っても良い?」
頷くと、ゆっくりと帽子を持ち上げる。
「…え!?」
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