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第4章 頭の中の甘い思い出

中野さんの家に向かう途中にコンビニによった。
中野さんは先に車から出たと思ったら
わざわざ扉を開けてくれた。

そしてそっと手を差し出した。

この人は、いちいち甘い。
私は中野さんのこうゆう、細かいけど
甘いところ、お姫様気分にさせてくれる
所に惹かれていた。

きゅっと繋いだ手のひらからは
暖かいものを感じたし、
これは愛になるんじゃないかなと
この時の私は信じて疑わなかった。

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