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Secret★Life

第4章 監視

私は実の子ではないのに……。



それでもイチイ様は、嫌な顔一つせずに。



今日という日まで自分の子のように、私のことを大切にしてくれた。




両親を失った私は、大泣きしたのを今でも覚えてる。



姉を失ったイチイ様はもちろん、死の知らせを聞いた時。


大変泣かれたそうだ。




でもイチイ様は、私を引き取った時、こう思ったそうだ。

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