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不良に良好

第1章 1



さやま…佐山は、俺の席からちょうど見える位置だった。

前列の方の席についているそいつは、眼鏡こそしていなかったが
喋り方がそのまんまだった。

「フーン…」

俺はHRが終わるまで、佐山を眺めていた。



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