何度でも、君を。
第13章 男同士の戦い。
自分でも…よく分からなくなってきた…。
今は古典の授業中。
あー暇。
つまんない。
うとうとしてきた…
「ブーブー…。」
ん!?
授業中に携帯鳴るなんて…。
誰だろ…。
…早瀬だ。
「今、抜け出せるか?」
ばか。
…なんで今なのよっ。
時計を見れば終了まで残り15分くらいだ。
まぁ…今日くらいいっか。
―…ガタッ
「…あのっ…先生…。」
「ん?どうしたぁ?」
「ちょっと…具合が悪いので保健室に行ってきますっ…。」
「おー分かった!お大事にな!一人で行けるか?」
「あ…はい。」
痛くもないお腹をおさえながら教室を出た。
…そして…走って屋上へ向かうっ…!
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