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道の先…

第1章 始まり

「あずみちゃんも大変だねぇ…。」

同情するようになぎさはあずみちゃんが歩いて行った方を見る。

あずみちゃんとは、クラブ委員会という各クラブの部長だけで構成された委員会で一緒になったのでよく話す。

わたしは演劇部の部長に4月からなった。

しばらくすると、あずみちゃんは涙目になりながら教室に戻ってきた。

どうやら内田先生に部活のことで何か怒られたらしい。

この光景はこれから毎日のように見ることになった。

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