
山岸君と照井君
第27章 曇天の入口―――……
【岳心side】
嫌な予感…
そんなものは無かった―――…
送られてきた…匿名の…封筒
弟の恥態が撮影されていた写真
相手は、あの時の……同級生…
俺は――――――…
唇を重ねている弟の…
生きている表情を始めてみた…
雷心兄さんや…父さんのように…
きっちり七三分けの…堅物じゃない…
弟がゲイだろうが…ホモだろうが…
病院の経営にはまったく関係ないのだから…
俺的にはど〜でもいい…
興味がないのだ…
だが………
写真のなかの弟には…
雑に合成されたメガネが装着されていた…
「――――…米屋のやつ…」
米屋の性癖は…知っていた…
米屋の…弟に対しての執着も…
少なからず…
俺は、気がついていた―――…
だが…
米屋も…深くは望んでいない感じだったし…
危機感なんて…
考えるのも面倒だった……
嫌な予感…
そんなものは無かった―――…
送られてきた…匿名の…封筒
弟の恥態が撮影されていた写真
相手は、あの時の……同級生…
俺は――――――…
唇を重ねている弟の…
生きている表情を始めてみた…
雷心兄さんや…父さんのように…
きっちり七三分けの…堅物じゃない…
弟がゲイだろうが…ホモだろうが…
病院の経営にはまったく関係ないのだから…
俺的にはど〜でもいい…
興味がないのだ…
だが………
写真のなかの弟には…
雑に合成されたメガネが装着されていた…
「――――…米屋のやつ…」
米屋の性癖は…知っていた…
米屋の…弟に対しての執着も…
少なからず…
俺は、気がついていた―――…
だが…
米屋も…深くは望んでいない感じだったし…
危機感なんて…
考えるのも面倒だった……
