
山岸君と照井君
第22章 勉強会!?―――………
苑心は、梅さんの晩ごはん弁当を…
俺は、朝食の残り物サンドイッチを食べる…
合間に食べる暖かいポテトは、昨日のふにゃふにゃポテトとは全然旨さが違う…
苑心も笑いながら食べていて、たまに手が―――――…
触れてしまう―――――…
その瞬間…俺の心臓は跳ねあがるが―――――――…
「うまい〜!!」
と、苑心は…相変わらず…ポテトに夢中――――…
俺って…ポテトに負けてる気がする…
トホホ――――…
「なぁ……宏樹?」
「ん〜〜〜…?」
なんざんすか?このポテトは、そこのコンビニのだぞ〜!!もっと食べたいか?
「――…恋人になったんだよな…僕たち…
こ…恋人って――――…付き合うって…
キス…したり……するのは…解るが///…
男同士で――――…その先は…どうするんだ?」
////はぅ〜〜〜〜〜〜!!
ポテトがらみの会話じゃなかった〜〜〜〜〜〜!!
そっ…そっちの……話し?!
って////…え?
「へ?…何を…今さら?」
「///い…今さらって!何だよ!!
一応!お祖父様の前で…恋人の誓いをしたじゃないか!!」
「いやいや…それは、それで…よろしくお願いしますなんだけど…
キスの…後って――――…
sex…だろ?」
「――――――――――!?」
え?なに――――…その顔…?
