山岸君と照井君
第13章 居心地―――……。
山岸の家に入り―――…
早速、食卓に案内された…
そこには…梅さんが作ったであろう…夕食が準備されていた―――――――…
が…
大きな食卓に―――――…
一人分の…食事…
俺は、食卓がある部屋を見渡す――――…
広い空間に…
デカイ…食卓…
沢山の…椅子―――――…
なのに…
食事が用意されているのは…
一つだけ――――――…
山岸は、当たり前のようにキッチンに入り…
炊飯器を開け…炊き上がった米を確認する…
「照井君、ご飯はあるし…スープも暖めれば二人分あるよ?」
「二人……分?」
「ああ、朝は梅さん来れないから
朝食は、あらかじめ作っていってくれてるんだ!
照井君は、朝ごはんの分食べたらいいよ」
「え?明日の朝食ど〜すんだよ!!」
山岸は、冷蔵庫から朝食を取りだし…食卓に並べた…
「あ――――…ど〜しよ」
こいつ…自炊できねぇ〜のか?
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