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山岸君と照井君

第1章 はじめまして―――…。

「山岸!!おい――――「ははは…外まで、山岸君の絶句が聞こえたよ〜」



見かねて間に入ろうとした時…



杉浦の部屋のドアが開き…


カケルさんが飲み物を持って入ってきた…



カケルさんは、そんな山岸に…


「俺は俺―――…ミチルはミチルだから…

これを期に…仲良くしてやってね?」


と……穏やかな声で…山岸に微笑んだ――――――…











ズキン―――――――…あれ?








何だろう…痛い…な―――…







「すっ……すみません…そんなつもりじゃぁ…」






山岸の……ためらう…声…






あれ――――――…?



何だろう…?変な気分だ…




「僕は////逆に…優秀な兄貴ばかりの家で―――――…

学力が…すべてって……教わってきたし…それに…それに…」






山岸…泣いてる…か?



あの…プライドが高い山岸が……



謝って――――――…る?




「そっか…山岸君は…それでも腐らず…頑張って来たんだね!エライエライ!」









―――――――――…ズキン




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