テキストサイズ

山岸君と照井君

第11章 強敵―――……。

俺は、そんな山岸を見ながら…米屋のパンを食べる―――…



米屋…なのに…パンって―――っと…空振り米屋を笑ってやる!!



しかし…少し甘めのパンは…ふかふかのモチモチで…

セレブの愛するパンって感じだ!!



「―――…このパンも…うまい」



「だろ?梅さんがたまたま見つけた庶民的なパン屋のパン!!甘めの生地が僕はお気に入りだ!!」



袋の中には、ロールパンの他に、サンドイッチ、セサミロールと…細々と入っていた…


米屋……一応…甘いのが好きな山岸を知っているらしい…



俺は、ロールパンを掴み…ん〜っと…弁当の中身を見る…



「あ、良いこと思い付いた!!」



「ん?」



俺は、ロールパンに切れ目を入れ……弁当に入っていたレンコンのきんぴらを間に挟んだ!!



「うぉ〜!山岸!これ、旨そうじゃね?」




レンコンきんぴらを挟んだパンを目の前に差し出すと!



山岸の頬がくに〜!!っと上がった!!



ストーリーメニュー

TOPTOPへ