
山岸君と照井君
第11章 強敵―――……。
屋上に着くと…日陰を選び二人で座った―――――…
なかなか……胸キュンなシチュエーションだが…
相手は…山岸…見事なあんぽんたんっプリ…
「米屋―――…サン、朝イチで来たって――…よっぽど暇だったのか?」
「さぁ?」
ひぇ〜!!米屋の奴…エンジンかけてきたなぁ…
「―――…しかし、僕がここのパンを好きだから…梅さんが沢山買いだめしてくれてて…
流石に……もういいかなって…思っていた所だったんだよ…」
うひゃ〜!!米屋!空振りしてやんの!!
な〜んだ、あいつ…意外に残念なイケメンだったのか?
「―――…なら、こっち食うか?
俺の母さんの弁当で悪いが……」
俺は、山岸の前に自分の弁当を差し出した…
「え――――…
///ぇえ!いいのか?!」
お?山岸…キラッキラ?
