小春食堂【ARS】
第29章 そんな俺も俺【雅紀】
「あー、疲れた。」
夜、配達を終えて営業所に戻った。
「おぅ相葉、今日はご苦労さんだったな。」
所長が声をかけてきた。
「いやー、びっくりしましたよ。でも、北川さん、大丈夫だったかな?」
「その件で、北川さんの娘さんから夕方に電話があったぞ。」
娘さんが病院に着いた頃には、北川さんの容態は処置も済んで落ち着いていたようだ。
念のため、しばらくは入院するらしい。
「ドライバーさんにお礼が言いたい、とわざわざ電話してこられたよ。」
俺は、また娘さんから電話があってもお礼は遠慮すると所長に伝えた。
俺は、119番に電話しただけで、助けたのは救急隊の人だし。
何より、北川さんが無事だったなら、それだけでよかった。
「じゃ、お疲れっす。」
俺は、残務処理を終わらせると営業所を出た。
夜、配達を終えて営業所に戻った。
「おぅ相葉、今日はご苦労さんだったな。」
所長が声をかけてきた。
「いやー、びっくりしましたよ。でも、北川さん、大丈夫だったかな?」
「その件で、北川さんの娘さんから夕方に電話があったぞ。」
娘さんが病院に着いた頃には、北川さんの容態は処置も済んで落ち着いていたようだ。
念のため、しばらくは入院するらしい。
「ドライバーさんにお礼が言いたい、とわざわざ電話してこられたよ。」
俺は、また娘さんから電話があってもお礼は遠慮すると所長に伝えた。
俺は、119番に電話しただけで、助けたのは救急隊の人だし。
何より、北川さんが無事だったなら、それだけでよかった。
「じゃ、お疲れっす。」
俺は、残務処理を終わらせると営業所を出た。
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