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箱……肆

第2章 沈む箱


娘の…お古のワンピース…


化粧を丁寧にした―――…



気持ちだけがタイムスリップした…妻――――――…



認知症の症状がでているかもしれない……




俺は紳士的に…話しかけた…




「荷物重そうですね……ご自宅まで車で送りますよ」





ビクッと…振り向く妻は――…




首をかしげ……俺を見る…




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