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芸人さん小説集

第5章 転ぶかな?


角田: 豊もっちゃん!!

豊本: …何?

角田: 何じゃねーよ。

豊本: 俺さ。

角田: は?

豊本: 俺さ…飯塚さんに告白したら、飯塚さんが俺に転んでくれるかな、って思ってたんだ。

角田: …。

豊本: 最低だよね。幸せになればいいとか言っときながらさ。

角田: …そっか。大丈夫だよ。

豊本: 大丈夫?

角田: うん。絶対転ばないから。

豊本: そっか。

角田: 任せろ!…っていうのもなんか変だね笑

豊本: だね笑。…戻ろうか。

角田: え、トイレは?

豊本: …嘘だもん。

角田: ふっ…そっか!

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