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彼女は、自分のせいで慰謝料請求のため訴訟を起こされたこともある。
監禁が立証でもされたら犯罪者にしてしまう。

そこで俺を守るために別れる決心をした。
旦那に信頼してもらうとかはもう必要ない。
自分が我慢すればいいだけ。
だけど、キッパリ別れるには俺を騙してでも嫌われるようにしたい。
そう言って志織さんに協力を求めたと言う。

「みなみちゃんね？自分の気持ちはずっと陽介くんにある
２人の思い出があれば生きていける」
そう言ってたのと、志織さんは泣き始めた。

妊娠のことにしても、彼女の抵抗虚しく
無理やり犯されていたようなものだと釈明してくれた。

俺は複雑な気持ちを抱えて涼太さんと共に帰路に着いた。