センシティブ♥ボーイ
第33章 共通の趣味
「すずきく…んん…っ」
腕の中で佐藤がもぞもぞとく動く。
夢中になって唇を落としていると、はだけて右の肩が見えていた。
脱げそうで脱げない、みえそうでみえない、そんな姿に余計にそそられる。
むき出しになった肩に吸い付いて痕を残すと、メガネを外してそっと瞳を覗いた。
「佐藤……すげぇ似合ってる…」
「そ、そんなこと……」
「すげぇかわいい」
「……っっ」
佐藤はぶわっと顔を赤らめて、嬉しそうに笑った。
一生懸命隠そうとしているのか、頬に手を当ててそっぽを向こうとしている。
もちろんそれは俺の手によって阻止されているわけだけど。
「――――、」
超かわいいじゃん……
これ………、
これ、ナース服とか……やべーだろうなぁぁぁぁ。
佐藤がナース服を来ている姿を想像して、にやけそうになる顔を我慢する。
頬にキスを落とし太ももに手を這わせていくと、あることに気がついた。
「佐藤、なに?これ。」
「え……ぁ……や…っ」
静かに主張するソコ。
俺が背中にキスをしたっていうのも確実にあると思うけど、こんな格好をして興奮しているのかもしれない。
佐藤って…最初からこういう趣味あったのか?
「ちょっと立って」
ぐいっと佐藤の腕を引っ張ると、とてもいい景色を眺め回した。
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