
センシティブ♥ボーイ
第29章 少し勉強は置いといて。
「あーあ。もう勃っちゃったの?せっかくこっちで勃たせようと思ってたのに」
「………っ?」
そういって取り出したのは小さな卵型もの。
そこから線が伸びて、その先のものを鈴木くんが握っている。
ピコピコと光っているあたり、何かの機械なのかもしれない。
「それ……な、に……?」
「ローター」
「ろーたー?」
初めて聞くその言葉に、体は気持ちよくなりながらも頭はちんぷんかんぷんだ。
「どうやって使うか知りたい?」
「う、うん…」
言葉に頷けば、鈴木くんは嬉しそうににやりと笑う。
「…わ……っ」
鈴木くんの長い指がカチリとボタンを押すと、ブブブっと卵が震えはじめた。
そして鈴木くんがその卵を握って僕の方に持ってくる。
「これは、こーやって」
「……ふぁ…っあ……や…っ」
そろりと胸の突起に充てられて、腰がビクンと震えた。
