
非恋愛体質
第4章 気持ちの変化?
ブツブツ言いながらお手洗いを出ると、目の前に大きな影がありぶつかってしまった。
「うぉっ!」
「キャッ!」
そのままその広い胸の持ち主に抱き留められ、転ばずに済んだけど…
いい匂い…
そして程よくついた筋肉…
わー‼︎
冷静になりガバっと離れた。
「前みてなくてごめんなさい。」
そして顔をあげると課長だった。
「野原、すげー華奢な身体だなー。お前もっと飯食ったほうがいいぞ。」
顔がカァーっと熱くなる。
「ほんとすみませんでした。」
そして戻ろうとすると、
「今日仕事終わったら会社の下で待ち合わせな‼︎
俺外回り行ってそのまま下で待ってるから、携帯教えて。着いたら連絡するわ!」
そういって携帯を取り出す課長。
「わかりました…」
そうして番号とアドレスを交換すると課長は外回りに出て行った。
