
非恋愛体質
第4章 気持ちの変化?
「行った先でバッタリ会っちゃった的な感じで♡私ここ最近男運なくて騙されてばっかりなので、1人で見定めるの難しくて…お願い、このとおり~」
と彩菜は手を合わせている。
「いいよ!」
「えっ?課長‼︎ちょっと待って私は…」
「俺1人居ても気まずいだけだろ!お前も友達なら協力してやれよ。」
「さすが課長♡頼りになりますぅ!春もよろしくね!2人は付き合ってるってことでよろしくお願いしますっ‼︎」
「なんで付き合ってるってことなのよ。普通に仕事帰りに飲みに行ったでもいいじゃない。」
「それじゃ共通の話題が仕事の話になっちゃうじゃん!普段なにしてるとか、デートだとこんなところ行くとか、そういう話聞きたいんだもん!そういうの聞いて、一緒に見定めてほしいの!」
「うーん…わかったよ。今回だけだよ!」
「わーい‼︎春様ありがとう♡課長もすみませんが宜しくお願いします。
金曜日の19時に表参道のラフミールってお店で待ち合わせしてるので、課長と春先に行ってなんか飲んでて下さい‼︎」
こうして週末の予定が埋まったのだった…
