テキストサイズ

遠距離愛

第13章 猛くんの話

「そんな毎日の中で、知紗は覚えてないだろうけど
一緒に遅刻したことがあったんだ。
職員室で怒られて帰る時に、怒られちゃったねぇ。
でも、そんな事も今に思い出になるよね!
そんな風に笑顔で言った知紗に惹かれたんだよ。

それからは、友達と楽しそうにおもいっきり笑うところや、悔しいと涙堪えて強がるところ
悲しくてもそれを顔に出さないで影で泣くところ
何よりも、誰にでも同じように接する知紗に

どんどん、どんどん惹かれていったんだ」


嬉しいけど恥ずかしい…でも自分をみていてくれる人がいるのは幸せなことだと思った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ