テキストサイズ

遠距離愛

第10章 今は一人にさせて

週末を迎えて…

「知紗話ってなんだ?」笑顔の圭ちゃん。

あのね?圭ちゃんとの結婚のことなんだけど…
まだ結婚早いかな?って思って…
圭ちゃんのことは感謝してるし、小さい時から大好きだよ?
でも、それが恋愛感情とは違うんじゃないかって…
私もすごく元気になったし、圭ちゃんに甘えてばかりじゃなくて、ちゃんと独り立ちしてから
それからちゃんと圭ちゃんと付き合いた「黙れ」

その静かなでも有無を言わせない低い声と共に頬が熱い

圭ちゃんに叩かれた?

「知紗は、俺の嫁になるんだよ?ずっとここにいればいい。実家だって今さら居場所なんかないだろう?
小さい時みたいに仲良くやっていこう?
少し結婚前でナーバスになってるんだろ?
ちゃんと許せるから、もう二度と同じ間違いするな?」

圭ちゃんの
氷みたいな笑顔に
もう何も言えなくなった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ