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遠距離愛

第7章 知紗と圭太

それでも佐江を始め、私をわかってくれる友達との時間もまた、心を癒してくれる大切な居場所でもあった。

心配してくれる先生もいた。
信頼できる大人がいるだけで、涙が出るくらい嬉しかった。

なんとか高校受験をして、入学もできた。

もう一度
もう一度新しい自分で頑張ろうって思った。

夜遊びして遊び歩いた仲間にも自分の気持ちを伝えた。
頑張ってって言ってくれた仲間と、
裏切り者と罵る仲間がいた。
それは仕方ないことだと思った。

これからの自分を見せることで何かが変わると信じた。
それが若さだったのかもしれない。

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