
嵐しょーせつ。
第60章 どこにも行かないで……
雅「…もう、俺無理だよ。」
智「そんなことないって!相葉ちゃんは嵐のムードメーカー的存在なの。場の空気を考えていつもやってくれてるじゃん。相葉ちゃんがいないと、俺ら何もできない。」
雅「…ゴメっ翔「そうだよ!」
相葉ちゃんの言葉を遮るよーに、
翔くんたちが後ろで
翔「そうだよ……雅紀。お前は、嵐として必要な存在なんだよ。」
和「相葉くん。…やめないよね?」
潤「相葉くん……」
俺は相葉ちゃんから離れて、
智「ほら、みんなこう言ってる。」
雅「……………誰が……嵐をやめるって言った?笑」
へ?
雅「…ゴメン。笑俺、やっぱり、諦めないで嵐として活動してくよ。ニノと松潤昨日俺の話聞いてくれてありがとう。翔ちゃん、俺のために言ってくれてありがとう……リーダー……」
相葉ちゃんは1人ずつ顔をみて、
おいらの方を向いた。
雅「…引き止めてくれて……ありがとう……」
相葉ちゃんは笑った。
眩しいぐらいの笑顔だった。
俺は思わず、
雅「わぉ。」
相葉ちゃんのこと抱きしめた。
智「よかった…相葉ちゃんがいなくなったらどーしよって思ってたから安心しちゃった。」
俺は相葉ちゃんのこと解放した。
だけど、すぐに、
和「……相葉くん!」
翔「雅紀!」
潤「相葉くん!!」
3人は同時に相葉ちゃんを抱きしめた。
雅「ごめんね。もう、こんなことないよーにするから。」
智「絶対にしないでね。相葉ちゃんは必要な存在なんだから。」
雅「今から、温泉行かない?実は、ジャーン!」
それは、
新幹線のチケットが人数分。
雅「恥ずかしくて言えなかったけど、5人分新幹線とったんだ。明日も明後日も久しぶりにOFFだから行かない?」
和「相葉くんらしいね。」
潤「うん!行こうよ!」
雅「ホテルも。5人で予約してるから。」
翔「ったく、雅紀は。準備してくるから、新幹線の乗り場で待ち合わせでいい?」
智「おう!」
和「潤くん、相葉くん手伝って!」
潤「はぁ?なんで?俺?じゃ、ニノあとで手伝ってよ。」
和「えー。やだー。」
雅「ほら、新幹線間に合わないから。急ぐぞ!」
相葉ちゃんは本当に必要な存在。
もうどこにも行かないで……
end
