みらいにっき!
第1章 最初のSOS
学校の正門についた頃
時計を見ると既に一時間目が始まっている時間だった。
運良く
生徒指導の先生がいなくて
ほっと息をなでおろす──が、
遅刻というものを初めてしてしまった
真面目な主人公は教室の前まで行ったものの
なかなか扉を開くことができずに立ち尽くすのだった。
そして思いついたのは
休み時間になってみんなが騒いでるところに
さりげなく登場しよう…
という作戦
文斗はそれを実行することにした
耳をますとやっているのは自習のようで
ノートを取る心配がなくなり
ストんと扉の横の壁際に腰をおろした。
しばらくして
ちょうど一時間目が終わりの
チャイムとともに
やる気のない号令が聞こえてきた。
緊張気味に扉を開ける。
するとクラスのみんなの目が
こちらに向く
ただこちらを見つめる
その目は何か戸惑っているように見えた
(そんなに悪いことしちゃったかな…
逃げ出したい)
休み時間だというのに
やけに皆何も話さず大人しい…。
すると意を決したかのように
一人の女子生徒が声をかけてきた。
時計を見ると既に一時間目が始まっている時間だった。
運良く
生徒指導の先生がいなくて
ほっと息をなでおろす──が、
遅刻というものを初めてしてしまった
真面目な主人公は教室の前まで行ったものの
なかなか扉を開くことができずに立ち尽くすのだった。
そして思いついたのは
休み時間になってみんなが騒いでるところに
さりげなく登場しよう…
という作戦
文斗はそれを実行することにした
耳をますとやっているのは自習のようで
ノートを取る心配がなくなり
ストんと扉の横の壁際に腰をおろした。
しばらくして
ちょうど一時間目が終わりの
チャイムとともに
やる気のない号令が聞こえてきた。
緊張気味に扉を開ける。
するとクラスのみんなの目が
こちらに向く
ただこちらを見つめる
その目は何か戸惑っているように見えた
(そんなに悪いことしちゃったかな…
逃げ出したい)
休み時間だというのに
やけに皆何も話さず大人しい…。
すると意を決したかのように
一人の女子生徒が声をかけてきた。
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