
百鬼夜行左藤家黙示録
第9章 魔王の才を継ぐもの
クラスにつくなり私のところに現れ
「今日学校終わったら飯奢るよ!
みんな誘っといてくんない?」
この誘いが私の人生に
初めての汚点を残す事となる
「悪い話なら乗らんぞ!
しかもみんなって
お前の友達じゃねーだろ!」
半分断りながらの返答だが
本当に食事だけで
特に悪意があった感じではなかった為
うっかり承諾してしまった
「あのさー今日左藤が
みんなに飯奢ってくれるらしいんだよね」
ちなみに私の友人は義明では伝わらない
程度の仲である
「まじか!あいつ金持ってんな!
財布君にするか!」
「万引きしまくってるから
売っぱらって金稼いでんだな!」
そんなこんなで総勢6人も
集まってしまった
